３月２７日から東京辰巳国際水泳場において、第４５回全国JOCジュニアオリンピックカップ春季水泳競技大会が開催され、本校水泳部から出場した髙遥香が、８００ｍ自由形で優勝、４００ｍ自由形においても３位入賞を果たした。全国大会での優勝は、髙本人にとっても初の快挙であった。

これまでの全国大会の成績は、中学３年の全国中学が２位、昨年のインターハイが２位と、あと一歩のところで全国の頂点を逃してきた。それでも、インターハイ以降も慢心せず、努力を継続した結果が今回の好成績に繋がった。８００ｍ自由形決勝のレースは、序盤から先頭を泳ぎ続け、中盤から終盤にかけて昨年のインターハイ４００ｍ自由形優勝者の追い上げを受けたが、最後までリードを守りきって優勝というレース展開であった。髙はこのあと４月に開催される、世界選手権代表選考会を兼ねた日本選手権への出場も決まっている。

今大会で使用され、水泳の聖地として数多くの国際大会や全国大会が開催された東京辰巳国際水泳場は、この大会を最後にアイスリンクとして使用されることが決まっている。４月以降の競泳メインプールは、東京オリンピック開催にあたり建設された東京アクアティクスセンターへと移る。

４００m自由形表彰式の髙（右）

今大会を最後にアイスリンクとなる東京辰巳国際水泳場